AWS SAMを使って署名付きURL発行APIを作る
S3の署名付きURL発行機能の検証を兼ねて、S3のキーをパラメータとして受け取り、署名付きURLを発行するAPIを作ってみました。
はじめはマネージメントコンソールから手動で試していましたが、AWS SAMを使ってコード管理するようにしました。
ソースコードはこちら https://github.com/hilotter/SignedUrlApi
できること
S3のオブジェクトキーをパラメータに付与すると署名付きのURLを発行します。オブジェクトキーごとに有効期限も設定可能です。(デフォルトは300秒)
また、APIの利用にはAPIキーによるアクセス制限をかけています。
※ コンテンツ自体は事前にS3にアップロードしておく必要があります。
# 例:sample.pngに60秒間アクセス可能な署名付きURLを生成する場合
curl -H "x-api-key:{API KEY}" "https://XXXX.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/Prod/signed-url?key=sample.png&expires=60"
自身のAWS環境にデプロイしたい場合
コンテンツ保存用のS3バケットを作成
SAMで使用するLambdaコードのアップロード用S3バケットを作成
AWS SAM CLIをインストール
SignedUrlApiをforkしてcloneしてくる
template.yamlのBucketNameを書き換える
BucketName: Type: String Default: signed-url-test # TODO: change your bucket name
- デプロイ
# Lambda functionをzip化してs3にアップロード
sam package --template-file template.yaml --output-template-file packaged.yaml --s3-bucket sam-deploy-sample
# Cloudformationでデプロイ
sam deploy --template-file packaged.yaml --stack-name signedUrl --capabilities CAPABILITY\_IAM
- マネージメントコンソールでAPI Gatewayの管理画面にアクセスし、API endpointとAPIキーを確認してcurlなりで試す
SAMを使うことでIAMロールポリシーもコード管理できるので便利ですね。