RaspberryPiにwebカメラを接続してみる
RaspberryPiにwebカメラを接続して監視カメラを作ってみました。
OSはArchLinuxです。
webカメラは Logicool HD Webcam C270を使用しました。
動画のストリーミングには mjpeg-streamer を使うとお手軽とのことだったので今回はこちらを使って試してみました。
pacman -S mjpeg-streamer
を実行すると依存モジュールも含めてインストールできます。
ただ、コマンド実行時に必要となる input_uvc.so、output_http.so の場所が分からなかったので、結局svnからソースチェックアウトして試しました。
svnのインストール
pacman -S subversion
ソースをチェックアウト
cd ~
svn co https://mjpg-streamer.svn.sourceforge.net/svnroot/mjpg-streamer mjpg-streamer
gcc、make が必要なのでインストール
pacman -S make gcc
make 実行
cd ./mjpg-streamer/mjpg-streamer
make
これでカレントディレクトリに必要ファイルが作成されます。
ストリーミング開始
cd ~/mjpg-streamer/mjpg-streamer
sudo ./mjpg_streamer -i './input_uvc.so -d /dev/video0 -r 320x240 -y -f 15' -o './output_http.so -w ./www -p 8080'
(./input_uvc.so には -y のオプションをつけないと正しく表示されませんでした) この状態で
http://{RaspberryPiのIP}:8080
にブラウザからアクセスすればwebカメラの映像を見る事ができます。
実行時に、
UVCIOC_CTRL_MAP - Error: Inappropriate ioctl for device
というエラーが出てしまっていますが、とりあえず動きました。